軽井沢ー4

ホテルをチェックアウトして、軽井沢駅へ町内循環バスで移動。
北口で降りたら、ほかにもバスが数台止まっていた。
どこに行くのか確かめてみたら、草津温泉方面に行くバスが10分後に出るという。
おおっ!!ラッキー!これに乗れば白糸の滝へ行ける。
草軽交通バスに乗ってみた。

ここで地層談義なぞしなくても。。。と思いつつも
ほう〜。
この、水が出てる上は土(火山灰)?
ということは、この下は粘土質、もしくは花崗岩


などと、ベンチに座り話していると
観光バスが到着したのか、団体さんが押し寄せてきた。

帰りのバスに乗り、旧軽銀座で土産物を買う。

軽井沢を堪能した旅になった。
印象的だったのは、軽井沢の町条例について聞いた話だ。
現在、建築規制があって、屋根は傾斜を付けなくてはいけない。
さらに、高さ規制もあるので、新築は2階建て以上は構造上建てられない。
旧条例の建造物も3階以上はなかったのだから、さらにきびしくなったらしい。
他にもいろいろな条例があり、街を守ることに取り組んでいる。
住んでいる人がここに誇りをもって住んでいる。
観光地としての新しい軽井沢と、昔のいいところを残していく姿勢は、
  何を残し、何を作っていくか。
を、考えているいい街だと思う。

まだまだ行きそびれた場所があって、何度も来てみたい街だ。

軽井沢ー3−3

つるや旅館

水車の道・・・
つるや旅館の裏手に小さい川があって、そこに水車があったことから
水車の道と言われたとか、
小道がいくつかあって、堀辰雄が借りたという別荘があったり。。。

その道を自転車で道なりに行くと、

パウロ教会

有名どころはちょっとおさえておきたいよね。

そこから、三笠通りに入る。
なだらかな坂が2キロくらい続く。
自転車をこぐのに精一杯だったので、三笠通りを撮るのを忘れた。
失敗!!
いい景色だったのになあ〜

軽井沢ー3−2

バスで万平ホテルに戻ってきて、自転車で旧軽井沢方面に行く。
途中、室生犀星の径から
室生犀星旧居へ。。。この道は未舗装で、もしかすると昔のまま?

犀星の詩に こほろぎのうた というのがある

石と土の間でひっそりと鳴いているこおろぎの寂しさを詩にしたものだけれど
この庭で、犀星も虫の音を聞いたのかと思う

しばし、庭に面した縁側に座り耳をすましてみた

軽井沢ー3ー1

雲場池へ自転車で

サナトリウムレーン(ささやきの小径)


堀辰雄の道・・代表作「美しい村」は軽井沢で全編を書いたという。
別名、フーガの道 は、彼の小説の一節に 
この通りで「バッハのフーガが聞こえてきた。」
という下りがあったことから付けられたそうだ。

万平ホテル・・・

ここまで自転車で移動してきたので、ちょっと休憩
カフェテラスでミルクティーと栗のロールケーキをいただく。


このテラスでかかっていた曲が、選曲ミス。
ポップな曲をかけたいなら、せめてジョン・レノンにしてよ。
ジョン・レノンも弾いたことのあるピアノが、奥の部屋に置かれていた。

ここから、碓氷峠までは自転車で行けそうにないのでバスを使ってみる。
この軽井沢交通バスが赤いボンネットバスでレトロな雰囲気。
軽井沢の木立の中を走っているのを見たら、時代をさかのぼっているようだ。
往復チケット800円で、運転手さんが通りに面した名所などを説明してくれた。

熊野神社は、長野県、群馬県にまたがる少し変わった神社だ。
賽銭箱は2つ。。。ご神木が2本。。。

軽井沢ー3−4

三笠ホテル


木造建築の元ホテルで、今は使われていない。



ここは、元ロビーだったらしい。
多くの著名人が並んだ写真なども残っている。

ここからは2F。
1Fとは雰囲気が違う。



部屋の中には、ベッドや、椅子、テーブルなどが置かれているが簡素な雰囲気が漂う。
かつて本当にここが賑わっていたんだろうかと思った。
建物だけが残り、その賑わいを伺えるのは写真の中だけでしかない。

軽井沢ー2

せっかくなので、軽井沢を満喫してみる。

塩沢湖
軽井沢 タリアセンへ
軽井沢駅から 軽井沢町内循環バスが便利



深沢紅子 野の花美術館

以前、軽井沢郵便局の建物だったというものを移築したそうで。
1Fはレストラン、中ではショパンがかかっていた。落ち着いた いい雰囲気。。。

ペイネ美術館はこの日は休館。
でも、庭から見られた。
作品は旧朝吹山荘「睡鳩荘」(すいきょうそう)で見ることができた。


三笠地区にあった有島武郎の旧別荘を移築して、ブックカフェ「一房の葡萄」になっていた。
2Fは資料館、1Fがカフェでテラスもあってとても気持ちがいい。
コーヒーをいただき、そこにあった本を拾い読み。
今は板の間になっているカフェが元は畳で、2間になっていたどちらかの部屋で彼が女性と心中したというから
ちょっとどきっとしたけど、こういう部屋で「或る女」などを書いたのかと思うと不思議な気持ちになった。
軽井沢高原文庫もこの日はお休み。残念。


過去に来たはずの場所に、もう一度行ってみたら
以前と違う場所に思えてくるから不思議だ。

軽井沢ー1


中軽井沢の林の中の静かな川沿いに10件ほどの店が並び、居心地のいい場所になっている。
少し休憩、ハルニレテラスの川上庵へ

右がプリン、カラメルソースが上にのっているタイプ。

カラメルが少し苦め、なめらかで甘いプリンとよく合う。

トンボの湯には時間がなくて行けなかった。
ちょっと残念。