叫びと祈り
- 作者: 梓崎優
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: 単行本
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砂漠を走る船の道
熱波、蜃気楼、陽炎、砂
白い巨人 ギガンテ・ブランコ
スペイン 青い屋根 白い壁 風車
凍れるルーシー
ロシア 秋の夜露
この本の中で一番惹かれる話だ。
叫び
密林 見えない恐怖 何に対し叫ぶのか
祈り
無機質な壁 忘れ去ってしまった記憶 何に対し祈るのか
不思議な小説だった。
どことなく痛々しい。
それでいて、どうしようもなく前へ行かなくてはならない。
「ミステリーズ!」新人賞作品
だが、ミステリーというにはちょっと違う気もする。
どの分野?と考えると、やはりミステリー。。。か?な?
あまり分野にとらわれないで、読みたいと思う。